
精神科は時代を反映しています。疾患も以前は総合失調症の患者さんが多かったのですが今ではすっかり目立たなくなり、現代病とも言えるうつ病や人格障害が増えました。一方で患者さんとその家族の精神科に対する理解が深まり、昔に比べて患者さんが通いやすい開かれた場所になりつつあります。
精神科は自分とは関係ない世界と思っている人は多いけれど、誰もが受診する可能性のある科でもあります。私たちは疾患を診るのではなく人を看る、患者さんと会話を交わし心に触れる、そんな看護ができるのは精神科だからこそ。
根岸病院でのやりがいは「人と触れ合うこと」から生まれます。
そして、その一つ一つの積み重ねが「自分の大切な人に入院していただける病棟創り」につながります。
『処置』ではなく患者さんと向き合って『看護』をしたい。」とお思いの看護師のみなさん、根岸病院をぜひ見に来てください。 そして、精神科の看護師になるという選択肢とその役割、ぜひ考えてみてください。
「人と人のふれあいが大好き」な私は、迷わず根岸病院のドアを叩き、早15年が過ぎました。
患者さんとの関わりの中で自己嫌悪に陷ることがありましたが、患者さんの笑顔や思いやりにどんなに助けられたか分かりません。
その中で感じたことは自分の心が豊かでなければ相手に優しくできないということ、相手を思いやる余裕が持てないということ。精神科看護は小手先や口先の技術ではありません。共に歩くこと、共に成長することが大切です。
人と人との関わりはマニュアル通りに行かないこともしばしばあります。この歳になっても毎日が成長途中の日々です。
毎日の関わりの中で、すぐに結果が出ないことも多々あります。でも患者さんの小さな変化が私の成長につながっています。 精神科看護をめざすあなた!勇気を持って根岸のドアをノックしてください。そして共に成長しませんか!!なぜ、精神科を選んだんだろうと、ふと考えたことがあります。そして出した答えが“精神科の魅力は患者さんと深く関われること”。しかし、その関わり方によって患者さんの症状は良くもなり悪くもなり。そのさじ加減は精神科看護歴20年以上経験してきた今でも勉強中!ってことです。 どの科の看護をする上でも、患者と積極的に関わることは必須、それを考えると精神科看護は経験すべき科だと思います。患者さんと話すことが自然となり、そして、患者さんから学ぶ事もたくさんあります。
ひと昔前の精神科の院内研修は精神関連の研修だけでしたが、根岸では新人職者に対する研修プログラムが組まれており、スキルアップも十分可能で、うらやましい限りです。さらには根岸はお休みの数が多くのも自慢です。スタッフはそれぞれ、予定をたて、リフレッシュしているようです。もちろん!私も「根岸をめざす人」に伝えたいこと。それは、「こんな根岸だから入職したい」ではなく、「根岸に入職してこんなことがしたい」と思ってきてほしいということです。そもそも「こんな根岸」なんてどこにも存在しないと思いますしね。
えっ?! じゃ「根岸」ってどんな病院なの?と思われるかもしれませんが、僕は「一人一人の思いや考えを大切にしてくれる病院」だと思っています。
つまり、自分たちがどう考えるかによって「どんな根岸」にもなりうるということです。こうしている今も「根岸」は働いています。いや、自分たちで働かしているのです。百年以上歴史のある病院をです。そして「根岸」はいろいろな人たちによって、これからも働かされてゆくのです。
ですから「ねぎしをめざす人」には、「こんなことをしたい」という熱い思いを持って来てほしいと思いのです。どう?伝わりました?では、この話の続きは病院で・・・・・。
根岸の良いところは休みが取りやすいというところと思います。私は小さい子供が2人いるので、急な休みを取らざるを得ないときもありますが、いつも快く承諾していただき、助かっています。また外来専門は土日祝が完全に休みのため、家族と過ごす時間ができて働きやすいなと感じます。さらには建物の新しさ、清潔さもあると思いますが、全体に明るい雰囲気であるところも良いところだと思います。業務の面でも能動的な姿勢で取り組めば、他のスタッフが支持的な姿勢でフォローとしてくれたり、アドバイスしてくれるので働きやすく職場の雰囲気がいいところが良いと思います。
根岸に就職して3年が経ちました。看護師に就いてからは、今まで精神科には全く興味がありませんでした。「怖い」・「汚い」という先入観から避けていたのですが、根岸を見てイメージが変わりました。院内を含め、院庭はとてもきれいで緑に囲まれ、患者様だけでなくスタッフも癒されていると思います。恵まれた環境の中で働けることが感謝です。
合併症を持つ患者様と共に5年、ここでは救命からエンドステージと幅広い看護を学ぶことができます。また病院主催の数々の心温まるイベントは日々の疲れを癒やし、明日からのパワーを与えてくれます。