第02回 ナースは見た / 医療現場の裏側!?

第2回  時給の高い求人

あるクリニックにてのアルバイト初日。
時給2500円という高額な時給につられ、働きだしたのですが、院長も優しいし、患者も少なくてラクそうだし、いい所に就職したなぁと思っていたのです・・・

「先生!!いつもの元気になるやつ打ってや!!」と少しこわおもての方がいきなり来られました。腕には刺青があるし、や○ざの方なんだろうという事はすぐにわかりました。

『元気になるやつ』とはプラセンタ点滴のことでした。

「あんな患者さんにあたったらどうしよう・・・」なんて考えながら先輩ナースが点滴するのを見ていました。

その患者さんが帰られ、20分ぐらい経った後・・・

「先生!!いつもの元気になるやつ打ってや!!」とまた、別の少しこわおもての方が・・・

そうです、や○ざの方が多い地域だったのです。

「ええっ!!また」とほんっっとうにびっくりしました。

だから、あんなに時給が高かったのです。

しかし、その後もっとびっくりする出来事が起きたのです。

なんと、先輩ナースがさっきの患者さんに使った注射針をろくに消毒せずに使いまわししたのです

恐る恐る、先輩ナースに聞くと「あの人の体を見てごらん。傷だらけでしょう。悪いことをやっているのよ!もし、何か起きたって何も言えないって!」と言われたのです。
冷たい汗が体中から流れました。
もちろん、そのクリニックは初日で退職。

今、どうしているかは分かりません。。。

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