vol.81
社会福祉法人 聖テレジア会 七里ガ浜ホーム
閑静な住宅地である鎌倉市腰越。その地に「社会福祉法人聖テレジア会 七里ガ浜ホーム」は位置します。自然豊かな小高い丘の上にあり食堂からは相模湾を眺めることができる見晴しの良いところにあります。 特別養護を必要とするお年寄りの一人一人を尊重し、ホームを生活の場として毎日、平安、喜び、希望の中に過ごして頂くことを目指しています。 施設は、開放感をコンセプトに設計されており、2階居室の一部は、吹き抜け構造を採用しています。 目の前の打ち寄せる波が太陽に反射し、キラキラとした光が注ぎ込み、まるで夢の国のような美しい空間になっています。 最寄駅の江の島電鉄「鎌倉高校前」から徒歩3分と好立地ですし、もちろんマイカー通勤も可能です。潮の香りが心地よい湘南の海を間近かに臨む絶景の施設であなたも一緒に働きませんか?
利用者様の生活の場としての看護が一番大切な仕事になっています。医師が常時勤務している形態ではなく介護職のスタッフと協力しながら解決し、利用者様へ、より良い環境を提供しています。医療現場としての病院ではなく、介護職をささえながら利用者様の生活の場としての向上をめざしています。看護スタッフとして、常に介護スタッフと話し合いながら、日々進めています。そして、お互いチームプレーを大切にしています。 現在、看護師は常勤・非常勤合わせ7名在籍しており、不規則勤務として4勤務あります。但し、夜勤はありません。 様々な疾病をお持ちの方々が多く、ここが終の棲家としての生活の場として過ごされています。看護師に求めるものとしまして、「自分の親だったらどうするだろう?」と言う思いで接して頂ける方を望んでいます。又、看護師の基本的なスキルを踏まえた上で、決して日々、技術が前面に出るわけではありませんが、それらを踏まえ、利用者様にとって一番最良の道を常に考えていただける方を望んでいます。
看護師に求めるものとして、「若い方」にもっと活躍してもらいたいと考えています。 私どものような高齢の方々が利用されている施設では、ある程度キャリアを積まれた看護師の方々が多いのですが、若い方々にももっと活躍して頂きたいと考えています。年代を超えた活性化をしていきたいと考えています。 現在は、30歳代が2名、40歳代が1名、50歳代が1名、60歳代が4名となっています。 技術より、人の願いや痛みを読み取っていく心の部分で接していく看護をするためには、ある程度の人生経験が必要となってきます。
施設全体として、世代交代として若い方々達の力を生かして行きたいと考えています。 研修なども積極的に参加し看護師のスキルアップを図っていきたいと考えています。 老人疾患等の専門看護師も増やしていきたいと考えています。
利用者様へは、優しく丁寧に接しています。例えば、お名前を呼ぶ場合は、苗字だけではなく必ずフルネームで呼んでいます。やはり、尊敬の念を持ち続けることが大切だと考えています。
勤務する様々な看護師に対して、勤務時間の設定に柔軟に対応しています。 結婚、出産、育児などのそれぞれのライフステージの中で、より長く勤務していただけるように、サポートシステム作りを行っています。
当初は大学病院の救急医療に携わっていました。しかしある時に自分自身も子育てをし、自分の親が高齢になった時、「地域では高齢者医療への取組みはどうなっているのか?」と言う疑問に直面し、益々興味が湧いてきました。その結果、施設への入職を決めました。
利用者様の人柄はそれぞれ異なります。この今の状態を理解しながらそう言った方々と人間としてのお付合いができることと、一般病院での看護業務のみではなく、利用者様と一緒になって寄り添っていき、毎日の表情を読み取りながら、ゆったりと時間が過ぎていくところが最もやりがいを感じる時です。
目の前が湘南の海ということもあり、海がすきな方々が多くいらっしゃいます。 又、人間が好きな方であるのは勿論、皆で話し合って看護を進めていくという雰囲気があります。
約3か月間は研修期間としています。勤務は常にダブル勤務で2人1組で看護に当たっており、複数名で相談しながら意思決定を行っています。
一言で言うと「家族の力」です。私たち看護師よりご家族の力は、非常に大きいものです。毎日の看護師の仕事をする中で、ご家族の方々と協力することが大切だとつくづく感じます。
聖テレジア会を初め、地域施設での研修会があります。 財団法人湘南産業振興財団の会員となっており定期発刊雑誌「しおかぜ湘南」の様々なサービスを受けることができます。具体的には、提携している宿泊施設に会員価格で利用できたり、プレゼントが進呈されたりしています。
一般病院にはない、利用者様に寄り添って看護ができるところが醍醐味です。又、他の職種の方々と話しや相談しながら、人間関係を密にしているところです。
「自分の親だったら・・・どうする?」と言う発想を持ち、職員全員で日々看護に当たっています。看護分野は、初めての場所だと思いますが、ここ七里ガ浜ホームは全く閉鎖的なイメージは無く、むしろ明るく暖かくオープンです。 新しく入職される方々から様々な意見を頂き、むしろ若い方々の発想で仕事をやって頂きたいと考えています。 今年度からは、施設長と直接話し合える場として「職員全体会議」を年2回開催しています。自由に意見交換できる場として盛り上がっています。