「医療法人 仁寿会 南野病院」紹介ページ

HOSPITAL INFO ナース版

vol.67

医療法人 仁寿会 南野病院

URL
http://www.minamino-hosp.jp/
住所
〒856-0826
長崎県大村市東三城町33番地
TEL
0957-54-8800
  • 病院の特色
  • 看護部理念
  • 教育プログラム
  • 看護部長からのメッセージ
  • 職場訪問
  • 先輩ナースによるリアルトーク

病院の特色

病院長のあいさつ

・一般医療
・老人医療
・産業保健事業

の3つの柱で地域に根ざした医療を目指します。

 医療法人仁寿会は昭和41年長崎県大村市に南野内科消化器科医院としてスタートし、当地にて地域医療や労働衛生の実践を行っております。

 平成5年に医療法人南野内科消化器科医院となり、平成10年南野内科病院を新規開設のおり名称を現在の医療法人仁寿会に改称し、南野内科診療所を併設しました。

 南野内科診療所は南野内科消化器科医院時代から行っている有床診療所としての医療活動、産業衛生活動の一環としての各種健診事業や産業医活動を通して1次予防や2次予防を行っています。長崎県内では初めて診療所で政府管掌健診事業所の指定を受けました。

 南野内科病院は平成10年10月より76床の療養型病床として設置され、大村市内で不足していた老人医療をカバーしています。交通の便の良い市街地型の老人医療施設として地域に受け入れられています。またサービスの一環として入院期間が長くなるケースが多いため、長崎県内では初めてセントラル式のオゾン消臭装置を設置し、病院内の様々なにおいを気にせず快適な入院生活を送っていただけるよう配慮しております。

 平成24年2月、この地で地域医療を担うべく45年目を迎えた当院は、病院名を南野病院と改めました。 医療ニーズに対応するため、新しく在宅支援を充実させ、緩和ケア病棟を新設しました。 また、南野内科診療所の機能を南野病院に統合し、健診部を設け各種健診事業を行っております。 地域に根ざし、皆様方の健康を三位一体となり、お手伝いさせていただきたいと思っております。

 南野労働衛生コンサルタント事務所は南野病院内に設置され産業衛生活動の拠点として活動しております。

 今後も内科、消化器科医師としての経験や産業衛生の知識を生かし、地域に貢献できるよう努力する所存であります。

基本理念

看護部理念

教育プログラム

看護部理念・方針

病院方針は、「安心・安全・満足」。
看護部としては「安らぎ」を理念としてかかげています。
また、 今年度の目標は、「職業人として自己実現ができる職場」と「私や私の家族が入院したい病院」です。
地域に密着した地域医療を目指して、日々取り組んでいます。

院内プログラム・教育体制について

毎年教育委員会計画を作成しています。
新卒看護師、卒後2~3年、卒後4年以上、新人は少ないけれども各人のプログラムを立てる。卒後4年以降の経験者には看護管理方面とジェネラリストコースの教育体制を作り、年間プログラムを作り、教育を行っています。
年間プログラムで全体研修会を全ての職種で行います。NSTの勉強会も年6回、月2回の勉強会あります。
外部から講師を招くこともあります。内容も盛りだくさんです。

院内・院外の研修について

 院内での全体の勉強会は、各部署でも様々な勉強会を実施しています。大変そうに見えるかもしれませんが、スキルアップをしたい看護師さん達には非常に勉強になることが多いですよ。

望む看護師像

意欲のある人を募集します。勉強も同じです。
感性豊かな人ですね。患者さんの何気ない一言、何気ない行動に気が付く看護師さんと働きたいですね。

これから入職される方へのメッセージ

やりたい看護がやれる環境を作っていくので、皆様のお越しをお待ちしてます。
部署配置も、当人の希望に沿って対応します。

看護部長からのメッセージ

看護師を目指したきっかけ

そもそも性格上、体を動かすのが好きで、デスクワークは向いていないと思っていました。
働くのであれば、やりがいがあって、資格が取れる職業が良いと思っていましたね。
あと、親戚が戦争から帰ってきたときに結核を患っており、そのお見舞いに行った際に、看護師さん達の素晴らしさに触れ、私も看護師になりたいと思いました。

自身の看護観

「あなたに出会えてよかった」と言ってもらえるような看護師です。
少しの言葉・態度でも感じて頂ければと思います。

ともに働きたい看護師の人物像

前向きで、創意工夫(考える人)、思いが深くて、その人のために何かをしたいと思ってくれる人です。

今後の展開(南野病院として・看護部として)

当院は、療養病床、回復期リハ病床、緩和ケア病床と3本柱で病院を運営していますが、その中で出来るだけ患者さんのニーズに合わせて、在宅へと在宅支援を積極的に行っていきたいです。
病院の考えとしても在宅支援を行うし、看護部としても訪問看護などを積極的に行っていきます。

看護師として働く方へのメッセージ

この仕事に自信と誇りを持って看護師として頑張って頂きたいですね。

職場訪問

脱・身体拘束 積極的な退院調整

 大村市は急性期病床に関しては充実しています。しかし、近年の入院期間短縮の流れよりベッド調整など後方支援を求められる慢性期病床に関しては充分ではありません。後方支援病床が埋まり急性期病床からの退院が困難になると救急医療や高度医療などに支障が生ずる場合が予想されます。
 このため当院では少ない病床をより多くの患者さんに対応すべく、療養病床・回復期リハビリテーション病棟・緩和ケア病棟のいずれも在宅支援機能に力を入れています。
 また、むやみに加療目的で患者さん自身に苦痛を負わせることなく、生活の質に視点を置いた治療方針を立てたいと考えています。このためいずれの病棟も身体拘束が必要な治療はできるだけ避ける方針です。

外来

 当院の外来は、「やさしく・丁寧な看護」という看護部の基本姿勢をもとに、患者様が安心して受診いただけるよう安全で親切な対応と、笑顔でやさしい対応を心がけています。また、待ち時間短縮の為に、再来患者様には予約制を取り入れ、できるだけお待たせすることのないようにしています。
 外来業務と並行して健診業務も行っており、レントゲン・CT・胃透視・胃カメラなどの検査終了後は、すぐに映像の結果をパソコン上で医師と一緒に見ながら説明を受けることができます。1年に1度の健診を気持ちよく受けて頂けるように、スタッフ全員のチームワークを密にし取り組んでいます。
 私たちスタッフは、患者様が「この病院に来てよかった」と思っていただくことを一番大切に考え、日々頑張っています。診察や検査に関するご質問などありましたら、お気軽ご相談ください。

療養病床 43床 (3階)

 療養病床は医療の必要な患者さんに対して長期療養が可能なように一人あたりの専有面積、廊下幅、人員基準、各種設備を整えた病棟です。 当院は厚生労働大臣が定める病態(医療区分2・3)の患者さんに優先して入院いただきます。
 病態によって入院以外の対処法がある場合には、積極的に退院調整を行います。入院の必要がなくなれば退院し、入院の必要があれば積極的に入院して療養していただく、より多くの方に病床を提供するための方針です。長期に病床を占有されることが予想される場合には入院が困難となる場合もあります。
 逆に積極的加療にかかわらず生命予後が短いと予想される終末期の患者さんにつきましては、良性悪性を問わず、そして医療区分を問わず積極的にかかわり、苦痛の少ない医療を提供したいと考えています。

〈利用できる人〉
・慢性の病気によって長期の入院加療が必要な人
・急性期治療を終えた人で入院加療の継続が必要な人

回復期リハビリテーション病棟 35床 (4階)

 発症後、早期に患者さんを受け入れ、リハビリテーションなどを集中的に行い在宅支援を行う病棟です。
 当院では週末にもリハビリを休まず、365日リハビリテーションを行う体制をとっています。また、リハビリテーション以外の時間も「自立への訓練」ととらえ、生活リハビリテーションを中心に計画実施していきます。可能な限りの生活機能再獲得には医師や看護師、リハビリテーションスタッフだけでなく、ソーシャルワーカー、薬剤師、栄養士などさまざまなスタッフがチーム医療としてかかわっていきます。

緩和ケア病棟 17床 (5階)

 病気の治療にかかわる積極的な治療は行いませんが、本人およびご家族の苦痛をとりのぞき、残された期間を安楽に過ごしていただくための病床です。
 患者さまがその人らしい生活を送れるように、また、ご家族と共に過ごす時間を大切にできるよう努めてまいります。
 専任のセラピスト(理学療法士・作業療法士・言語療法士)が、患者さまの自分らしくありたいという気持ちや動きたいという、人として尊厳を守るためのリハビリテーションを積極的に行います。
 患者様のご希望があれば、ご自宅への退院も可能です。在宅かかりつけ医や当院の緩和外来、訪問看護ステーション等との連携を図りながら、不安なくご自宅での生活が可能となるように療養環境を整えます。

私たちは患者様のご家族の気持ちに添える様なチーム医療を目指しております。

先輩ナースによるリアルトーク

南野病院を勤務先として選択された理由

病院理念を見て患者様と家族にやさしいとことに共感が持てたところと、在宅調整を積極的に行っているので、魅力を感じました。
意外と急性期で働かれていた方は、在宅調整をやったことがないので、勉強になると言われますね。

福利厚生面での良いところ

バスを貸し切ってプロ野球の観戦に行ったり、結婚式場を貸し切って家族同伴のもと忘年会を行ったりしてます。特に忘年会はプレゼントなども充実してます。

現在のお仕事の内容

現在は、回復期リハビリ病棟にいます。
病棟内での生活リハビリということで、リハビリという時間だけでなく、患者さんがトイレに行くのも、生活リハビリですし、お茶を取るのもそうですし、患者さんの生活に合わせるように意識しながらリハビリを行っています。リハビリ以外の時間も楽しんでいただけるようにレクレーションを設け、調理を行ったり、いろいろな取り組みをしています。また、家族とのコミュニケーション、ソーシャルとのコミュニケーションを取って、退院がスムーズにいくように患者さんだけではなく、患者さんのご家族とも話し合いを持ち、退院後のことまで考えて対応しています。

どういう時にやりがいを感じるか

回復過程が目に見えて、尚且つ患者さんの笑顔が見えてくるのでそこにやりがいを感じます。

病棟での勤務内容・勉強になっているところ

院外研修に積極的に参加できます。
看護協会から年間のプログラムが来るんですけど、行きたい研修については申請さえすれば研修扱いでほとんど行かせてもらえます。年間の回数規定などもない為、私も東京や金沢などに毎年行っています。自分で行きたい研修などを探してきて研修に行く同僚もたくさんいます。旅費などもすべて病院が出してくれるので、非常に助かってます。自己啓発ができて、やりたいことがやりやすい。勉強したいと思う方にはもってこいだと思います。

これから入職される方へのアドバイス

研修参加とか積極的にさせてもらえるし、自己啓発する機会が多い為にやりたいことがやりやすい病院ですので、是非一緒に働きましょう。

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