「こひつじクリニック」紹介ページ

HOSPITAL INFO ナース版

vol.157

こひつじクリニック

URL
http://kohitsuji-clinic.com/
住所
〒666-0251
兵庫県川辺郡猪名川町若葉1-30-10
TEL
072-765-1781
  • 施設の特徴
  • トップインタビュー
  • 職場訪問
  • 先輩ナースによるリアルトーク

施設の特徴

住み慣れた自宅で療養したい
そのような声の支えとなるクリニックを目指します。

こひつじクリニックの主な3つのサービス

「外来診療」
内科・外科・緩和ケア内科の診療を行っております。必要があれば、病院受診のための手配もいたします。

「訪問診療」
いろいろなご事情で通院が困難な場合、ご家庭やお住まいの施設まで訪問し、診療をいたいます。

「旅行動向サービス」
患者さまのご旅行に最初から最後まで医師または看護師が同行し、必要で適切な対処を行います。
※旅費は自己負担となります

トップインタビュー

施設の特徴

訪問診療を中心としたクリニックです。内科、循環器内科、外科、緩和ケア科の診療を行っています。在宅ホスピス、在宅看取りにも積極的に取り組んでいます。患者さんの旅行、外出、転院に医師や看護師が同行するサービスも自由診療で行っています。

施設の歩み、沿革 

2013年8月に兵庫県尼崎市で患者さんの旅行に同行して支援することを専門とするクリニックとして開設しました。2015年1月に旅行同行だけでなく、地域の訪問診療も行うクリニックとして、兵庫県川辺郡猪名川町に移転し、診療を開始しました。

施設が抱えている課題

患者数は次第に増えてきたのですが、スタッフの増員が少し遅れています。訪問診療をしている医療機関が少ない地域であるため、耳鼻咽喉科の訪問診療や在宅分娩など、地域からの多様な要望を一手に引き受けていますが、それらの要望に応えたいと思いつつも、お応えできていないのが現状です。どのような要望にも、できるだけ真剣に取り組み、可能性を見出していこうとしています。

施設に勤務した場合に学べること

訪問診療、訪問看護を実地で学べます。在宅ホスピス、在宅看取りについて学び、経験を積むことができます。旅行中の看護や支援の実際を学べます。

求められる看護師像

好奇心旺盛で新しい知識やスキルを獲得することに熱心であること、新しいことに挑戦することが好きなこと、人が好きで患者さんやご家族に対して傾聴できること、医師、同僚の看護師、事務スタッフから謙虚に学ぶことができること、失敗から学ぶことができること、大きい夢を持っていること、想定外の事態にも落ち着いて、とりうる最善の対処ができることですね。以上のような看護師が理想ですが、今はそうでなくても、そうなりたいと思われている方も大歓迎です。

今後の展開

地域から要望のある皮膚科、耳鼻咽喉科、精神科などの医師を順次増員していきます。各科の医師による訪問診療を行い、地域の患者さんがより充実したレベルの高い診療を在宅で受けられることを目指します。地域における限られた医療や福祉の資源を有機的にまとめ上げ、地域で患者さんやご家族を支えられることを目指します。患者さんの旅行、外出を積極的に支援し、どんな病気、どんな障害がある人でも生きがい、希望、喜びをもって生きられる社会を作ることを目指します。医療スタッフの増員とともに、法人化も検討しています。

入職を希望する看護師へのメッセージ

看護師のみならず、職員がそれぞれ、知識においても、技術においても、人間性においても成長できる職場を目指しています。互いに学び合い、切磋琢磨して、地域や患者さんに、より良い医療を提供していきましょう。

職場訪問

看護師と他職種間の連携

山東事務係長:医療スタッフは現状、医師と看護師の1人ずつで、土曜だけ非常勤の医師が1人、来ています。時期を見ながらですが、増員していく方向性は固まっています。

職場の雰囲気

山東事務係長:院長と職種間の開きがなく、個人個人が思ったことや言いたいことを打ち合わせのときに言える環境です。院長や看護師が外に出ることが多いので、オンラインのグループウェアで情報を共有するようにしています。

先輩ナースによるリアルトーク

施設に入職したきっかけ

以前、この地域の訪問看護ステーションに勤務していたんです。そのときの患者さんを通じて、こちらの院長を知りました。こちらでは認知症サポーターという講座が定期的に開かれており、院長の講座を受けることで、院長の考え方や患者さんに対する思いが分かったのがきっかけです。訪問看護ステーションにいたときからいい先生だと聞いていましたので、こちらに入職しました。

現在の仕事内容

色々な患者さんを看るために、院長と同行しています。診療の合間に臨時の訪問診療のご依頼が入りますので、院長がすぐに行けないときは私が代わりに院外訪問看護という形で行っています。私に対応できるものであれば訪問看護を行い、そのときに必要な指示を院長からもらって、患者さんのケアをしています。必要に応じて、私が院長に症状を伝え、点滴、処置、処方箋を処方してもらいます。同行する場合は診療の補助をしていますし、院内での外来の診察補助もしています。

前職との違い

一人で訪問しても、院長からの指示をもらいながら対処するのは勉強になるし、心強いです。

仕事の遣り甲斐

訪問看護と共通することでもありますが、在宅におられる方は病院ではなく、自宅がいいという思いでいらっしゃる方が多いんですね。病院の治療だけでなく、家族と一緒に過ごしたい、自分がずっと住んできた家で過ごしたいという思いが強いです。その思いを持続するためには周りの助けが必要ですが、院長がいないとその実現が難しくなります。そこで、不安なく、家庭で治療や療養を続けていける手助けができることに喜びや遣り甲斐を感じます。最後まで家で過ごせて良かったと喜ばれると、嬉しいですね。不安が大きくて残念だったということにならないように、安心感を持っていただくことを心がけています。院長はもともとそういう思いでやってきましたので、私も同じ思いで仕事ができるのは有り難いです。

勉強になっていること

技術面の指導はもちろん有り難いですが、ユマニチュードの考え方は勉強になります。私はユマニチュードをここで初めて知り、その人がその人らしく生きていけることを手助けする考え方に感銘を受けました。また、院長は傾聴を大事にしています。患者さんやご家族に思いを話してもらいます。「お医者さんだから言いにくい」、「看護師さんには遠慮してしまう」といったことをなくし、話すことが治療になるんです。私はここに入職するまでは自分が知っていることを伝えたり、指導することを頑張っていました。それも大事ですが、第一は傾聴です。これによって、患者さん自身がその先に進んでいける手助けになるはずです。

不安なこと

不安が全くないわけではないですが、患者さんのお宅にはいつも行って、お顔も知っているし、どのような状態かということも分かっていますから、どのようにしたらいいかということを院長に聞いています。不安よりも、早く行って状態を知らなくてはという感じですね。

訪問看護は1週間で大体、どれくらい回られるのですか。

1人で回る訪問看護と訪問診療を合わせると、40人位ぐらいですね。

新人へのサポート

私もこちらへ入ってまだ3カ月で、先輩だという気持ちは全くありません。指導というよりも一緒に協力させてもらえれば、私も有り難いですし、同じ目標を持って仕事ができたら嬉しいです。

福利厚生

基本的な福利厚生が揃っています。院長も事務係長も私の希望を聞いてくださるので、私のしたい仕事や勤務の時間帯なども考慮していただいています。勤務形態や勤務時間なども相談できますので、お子さんがいらっしゃる方も働きやすい環境だと思います

今後の目標

患者さんやご家族が安心して、在宅での治療や療養ができるための手助けをより高いレベルで行えるような技術を持ち、サポートできる看護師になりたいです。

入職を考えている看護師へのメッセージ

勤務形態や勤務時間など、その方にあった働き方が相談できますし、とにかくアットホームで働きやすい職場です。院長先生の「患者さんに寄り添う診療、耳を傾ける診療」のもと、一緒に協力していけたらいいです。見学だけでもいいので、是非いらしてください。

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