「さくら訪問看護ステーション」紹介ページ

HOSPITAL INFO ナース版

vol.143

さくら訪問看護ステーション

住所
〒351-0011
埼玉県朝霞市本町1-34-1 ボンピラージュ505
TEL
048-485-8910
  • 施設の特徴
  • トップインタビュー
  • 職場訪問
  • 先輩ナースによるリアルトーク

施設の特徴

 さくら訪問看護ステーションは埼玉県朝霞市の朝霞中央クリニックに併設する形で、2013年9月1日に開設された訪問看護ステーションである。東武東上線の朝霞駅から徒歩10分ほどの場所にあり、朝霞市、志木市、和光市、新座市をサービス提供地域にしている。
 設立母体の朝霞中央クリニックは在宅療養支援診療所としての施設基準を満たす医療機関であり、医師による訪問診療や24時間対応を行っている。さくら訪問看護ステーションでは「その人らしく暮らすお手伝いをさせていただきます」という理念のもと、朝霞中央クリニックと密接に連携しながら、フットケアやアロマテラピーといったユニークなケアを取り入れているのが特徴だ。

トップインタビュー

さくら訪問看護ステーションの特徴

小児から高齢者までの幅広い年代層の患者さんで医療依存度の高い方を中心に看ています。フットケアとアロマテラピーを取り入れていることも特徴ですね。フットケアでは糖尿病の患者さんや足にトラブルを抱えた方も看ますが、トラブルを起こさないような予防的なケアも行っています。私が前の職場で学んできたケアなのですが、これから施設内で統一していきたいです。クリニック併設の訪問看護ステーションですので、病棟に近い雰囲気で仕事ができるのも利点です。

さくら訪問看護ステーションの歩み

2012年の朝霞中央クリニックの開院を受け、2013年9月1日に開設しました。それ以来、離職者も少なく、順調に発展してきています。クリニック併設ですので、医師との連携が厚く、地域の方からは「医師と看護師がセットで診てくれるので安心できる」と言っていただいています。

さくら訪問看護ステーションの課題

勉強熱心なスタッフばかりですし、スタッフ間の技術差がないのが有り難いのですが、これからはさらに教育制度を整備したいですね。朝霞中央クリニックの米田武史院長が職員研修に力を入れたいと言っていますので、フットケアとアロマテラピーを皆で研修して、地域に広めていければと思っています。ご家族の方がいらいらすることなく、介護していただける環境を作っていきます。

さくら訪問看護ステーションで学べること

医師との連携がまず挙げられます。また、当法人は居宅介護支援事業所も持っていますので、福祉職やボランティアとの連携なども行わないといけません。看護師はつい看護師だけで固まりがちで、なかなか広がりが持てないのですが、当法人は多職種連携を学べる場です。

求められる看護師像

看護が大好き、ケアが大好き、お話しすることが大好きな方に来ていただきたいです。私どもは30分という枠はほとんど設定せず、基本は1時間なんです。訪問先でじっくり、ゆっくりとケアしています。最近では地域のケアマネージャーにも「さくら訪問看護ステーションは1時間の訪問時間ですよね」と言われるなど、私どもの姿勢が地域に広まってきているんですよ。

今後の展開

大きく展開しようとは考えていません。利益追求ではなく、スタッフ一人一人がしっかりとした目標を持ち、質の高い看護を行うことで、患者さんを大切にしていきたいと思っています。

入職を希望する看護師へのメッセージ

見学はいつでも大丈夫です。雰囲気を見て、人間関係の良さを感じてください。訪問看護が未経験の方、ブランクが長い方でもじっくり研修できますので、ご安心ください。注射の練習台になってくれる男性スタッフもいます(笑)。

職場訪問

看護師と他職種間の連携

鈴木看護師:クリニックの米田院長はフランクで話しやすいので、よく相談できますね。理学療法士とは朝のミーティングで話し合っていますし、必要があればケアマネージャーとも連絡を取り合っています。

職場の雰囲気

鈴木看護師:明るい職場ですよ。一人で訪問先に行くので、一人で判断しなくてはいけないこともありますが、その場でリーダーに連絡できますし、訪問先に行く前に相談できる時間もありますので、一人で抱え込むことがありません。毎朝のミーティングで「今日、何かある」といった報告をし合い、情報共有をして、全員の患者さんを全員の看護師で看ています。

先輩ナースによるリアルトーク

さくら訪問看護ステーションに入職したきっかけ

ほかの訪問看護ステーションに勤めていたのですが、訪問軒数が少ないステーションだったんですね。そんなときに朝霞中央クリニックの米田武史院長にお会いしたんです。訪問看護ステーションを開設したばかりとお聞きし、こちらに入職することになりました。

現在の仕事内容

1日に4、5軒のお宅を訪問しています。訪問先ではまず全身を観察し、バイタルサインを取ります。そして、清潔、排泄、リハビリなどのそれぞれのケアを行います。その場で看護記録を書いて、ノートも記入します。1軒につき、1時間をかけて訪問します。ステーションに帰ってきてから、記録をまとめ、バイタル表への入力を行います。

仕事の遣り甲斐

同じ看護師であっても、訪問看護は病院での仕事とは全く異なる仕事なんです。1時間かけて、じっくりケアできるのは患者さんとの話もできますから、楽しいですね。糖尿病や血液など、細分化されていない内科病棟に勤務していた経験も活かせています。

勉強になっていること

私は主婦をしていた期間もあるのですが、その時間に比べると、仕事をしている時間は自分の時間だなと思いますし、人との出会いは勉強になります。患者さんとの出会いだけでなく、スタッフとのコミュニケーションを通して、社会の様々な問題を知ることができますね。スタッフは同世代の人が多いので、子どもについての情報交換もしています。子どもたちの小学校はばらばらなのですが、「朝霞や新座ではそうなんだ」などと話す時間も面白いです(笑)。

新人へのサポート

病院勤務を終えたばかりの人は技術や知識には何の問題もないのですが、訪問看護に不安を持っていますので、訪問看護ならではの話をするようにしています。患者さんご自身のことやご家族、周りの環境などを伝えたうえで同行し、手順や物品の確認を一緒にしていきます。私は午前中のみのパートタイム勤務からでしたが、何回か同行してもらい、少しずつ慣れたところで、「今日から一人で行こうか」と言われました。そして、徐々に訪問件数を増やしてもらいました。

福利厚生

皆で協力して、1カ月前にシフトを作成しますので、休みは取りやすいですよ。車通勤も可能ですので、私も車で通勤しています。

今後の目標

看護師の仕事は奥深く、極めようと思うと大変ですが、全部が全部できなくてもいいし、ほかの人が知っていることを学び取ることも必要です。訪問看護は訪問リハビリも含めて、オールマイティーな力が要求されます。患者さんの疾患も一つの診療科だけではないので、色々なケアができる看護師になりたいです。

入職を考えている看護師へのメッセージ

スタッフの仲が良く、人間関係がいい職場です。米田院長は「仲良く、楽しく」がモットーですし、皆で楽しく働けています。私も完璧ではありませんが、何とか仕事ができていますので、訪問看護が初めてで自信がなくても大丈夫です。人と関わることが好きな方をお待ちしています。

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