vol.127
医療法人あすか会 介護老人保健施設アンジェロ
施設の名称である「アンジェロ」とはイタリア語で天使という意味の言葉です。
天使のような温かい愛で、ご利用者の皆様を包みながら人生の喜びや幸せを運べるように、と願って命名いたしました。
わたしたちスタッフ一同この「アンジェロの精神」を忘れずに、ご利用者の皆様およびご家族の方々とも接するよう努力してまいります。
ご利用者のプライバシーを守ることはもちろん、ユニットならではのきめの細かいケアができる理想的な施設であり続けること。
そしてひとつのユニットがひとつの家族といるように・・・まるで家族といるような安心感を自然に持っていただける環境づくりに力を入れております。
たとえば、ご自宅に閉じこもりがちなお年寄りの方にも、人と共に接する楽しさを知っていただきたい。「アンジェロ」での家族的な雰囲気のなかでの生活を知っていただきたい。
そしてそれをきっかけに、違和感なく在宅復帰していただけるようになっていただくこと。
それがわたしたちの一番の願いです。
当施設は、要介護状態と認定されたご利用者に対し、介護保険法令の趣旨に従って、利用者1人1人の意思及び人格を尊重し、施設サービス計画に基づき、その居宅における生活への復帰を念頭に置いて、入居前の居宅における生活と入居後の生活が連続したものとなるよう配慮しながら、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことにより、各ユニットにおいて入居者が相互に社会的関係を築き、自律的な日常生活を営むことを支援した介護保健施設サービスを提供することを目的とします。
施設の名称である「アンジェロ」とはイタリア語で天使という意味の言葉です。天使のような温かい愛で、ご利用者の皆様を包みながら人生の喜びや幸せを運べるように、と願って命名しています。全室個室のユニットケアで、ユニットならではのきめの細かいケアができる理想的な施設であり続けること。そしてひとつのユニットがひとつの家族といるような安心感を自然に持っていただける環境づくりに力を入れております。
法人内には訪問看護、小規模多機能ホーム、グループホーム、居宅介護支援事業所、診療所等があり、他職種と連携を取りながらお仕事していただけるので、幅広い知識を得ることが出来ます。
診療所が併設されているので受診しやすいですし、安い単価で食事を提供してもらっています。有給休暇も消化率が高く、子育て支援も充実していますね。
外部の研修では、全老健主催の老健大会や奈良県での分科会に参加させてもらったりしています。ここの施設でも半年に1度、事例研究をして、事例にしたものを発表会として披露する会があります。そういった研修ではほかの施設の方の取り組みも聞かせていただけるので、参考にもなりますし、改めてこの施設での仕事内容が充実しているという事を実感できます。
地域の中に溶け込めるように地域の活動に参加し、地域の方にも施設に来てもらえるよう教室などを開いています。今後はよりあすか会やアンジェロの事を知っていただけるように、直接出向いたり、ブログを通したりなどして、このような活動を広めていきたいと考えています。
定期的な健康診断をはじめとして、急な病気などにも素早く対応させていただきます。
あすかホームクリニックは一般診療所としてだけでなく、地域の病院や歯科医院とともに連携を保ちながら、医療および介護に関する様々なサービスを提供してまいります。
「在宅生活がより長く継続できる」ことを重視して始まったサービスです。 要支援・要介護の認定を受けた方が、施設に登録することで「通い」を中心に「泊り」「訪問」を組み合わせたサービスをフレキシブルに受けることができます。 在宅生活を24時間365日支えますので、お一人暮らしの方や、高齢のご夫婦だけで暮らしておられる方、日中お一人になる方でも、安心して自宅で暮らしていただけるよう支援できます。
自宅から近い場所であるということと、施設見学をしたときにとても明るい雰囲気だったんです。介護士さんと利用者の方の関係が温かかったのを見て、入職を決めました。施設が広くて明るく、窓も大きくて、造りがいいなと思いましたし、職員もきちんと挨拶していて、雰囲気の良さを感じました。
人間関係が本当に良いので、働きやすいです。最初は介護職の方と合わなかったらどうしようという心配がありましたが、そんなことはありませんでした。他職種の皆さんとの人間関係はとても良好です。お互いの距離が近く、スムーズな連携ができています。
主に利用者の方の体調管理です。病院と違い、色々な機材が揃っていないので、日々、状態を観察させていただいて、異常を早期に発見することと疾患に繋がらないように予防的なケアを行っています。看護師的な視点において、「この人にはどのようなケアが必要か」というのを考えたうえで、その人らしさを引き出せるようなケアをしています。
予防的に看護を行うことですね。ここでは病院へ行かずに元気に過ごしていただいています。ご自宅に帰られるわけですから、できる限り、自宅支援に繋がる元気な状態を保つようにしています。そして、楽しく過ごしていただくために、その日の体調を万全な状態に管理しています。ほとんどが高齢の方ですので、何らかの病気や疾患があるんですね。そこを治療するのではなく、ご自宅に戻ってもらううえでの体調維持をして、体調管理をしながらご自宅に帰ってもらうように努めています。
病院と違って、一人の利用者の方に時間をかけるんです。病院だととても業務的な医療で終えてしまって、表面上の疾患のことだけで考えていくんですが、ここでは利用者の方の中身や感情、家族などの色々な背景を配慮したうえで、全部のケアを組み立てます。そういった介入ができることに大きな遣り甲斐を感じています。この方にとって何が必要なのか、時間をかけて考えられることがいいですね。
利用者の方に有り難いお話をじっくりと聞かせていただくことがあります。仕事とはあまり関係ない話であっても、人生の中で勉強になりますね。どんなに認知症を持っていらしても、私たちよりもずっと長く生きていらっしゃるので、深いことをおっしゃるんです。それから急変時の対応も勉強になります。どの時点で病院に連れていくのか、この施設でまだ診ることができるのではないかといったことを判断しなくてはいけません。私は病院勤務のときはターミナルケアを担当することが多かったのですが、この施設では在宅にお帰しすることが増えたので、在宅支援についても学んでいます。
家に帰ること、家に帰ったあとにどのようなサービスが必要なのかということ、介護保険だとどんなふうにサービスを使っていくかということなどですね。病院ではあまり考えずに済んだことですが、こちらに来てからは地域に根ざして、地域と連携して働くようになったと実感しています。
介護士さんが何を疑問に思っているか、どんなことを考えてケアをしているのかなどが勉強になりますね。また、セラピストさんは褥瘡ができにくくなるようなポジショニング、ベッドから車椅子に乗せるためのふさわしい位置といった勉強会を開いてくださっています。看護師として、他職種の話が聞ける機会は貴重ですね。全く違う目線で話し合えるのは有り難いです。
病院でしか働いたことがなかったので、こういう老健や福祉施設で働いてみて、老健という存在を皆に知ってほしくなりました。地域に根ざして、色々なサービスの提供をしていますし、これからの超高齢社会に向けて必要な存在だと思います。
海外旅行が好きで、有休をすごい勢いで使用させていただいています(笑)。これまでスペイン、ブラジル、カンボジアに行き、今度はタイに行きます。自分の世界を狭めたくないですし、仕事とプライベートを両立させたいですね。
仕事も経験を積んで、スキルアップしたいです。また、アンジェロの離職率を下げて、皆がアンジェロで働けて良かったと感じられるような施設にしていければと思っています。そのための教育は段々と長時間になり、内容も濃いものになってきています。
在宅生活を目指すケアを考え、利用者さんが生き甲斐を持って、ご自宅に帰られるときはとても嬉しく感じます。とてもアットホームで働きやすい職場です。一緒に働けることを楽しみにしています。