「田崎橋耳鼻咽喉科クリニック」紹介ページ

HOSPITAL INFO ナース版

vol.111

田崎橋耳鼻咽喉科クリニック

URL
http://www.tasakibashi-jibika.com/
住所
〒860-0053
熊本県熊本市西区田﨑2-1-66
TEL
096-354-1133
  • 施設の特徴
  • 看護責任者からのメッセージ
  • 職場訪問
  • 先輩ナースによるリアルトーク

施設の特徴

診療案内

耳の病気
外耳道炎、急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、好酸球性中耳炎難聴(突発性難聴など)、耳鳴症、めまい(メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎など)、外耳道腫瘍、外耳道異物、耳管狭窄症、耳管開放症、難聴、補聴器の相談
鼻の病気
急性鼻炎、慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、副鼻腔炎(急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎)嗅覚障害、鼻出血、鼻副鼻腔腫瘍、鼻骨骨折、鼻腔異物
口、のどの病気
急性咽喉頭炎、急性扁桃炎、慢性扁桃炎、扁桃周囲炎(膿瘍)、喉頭浮腫、咽喉頭腫瘍、声帯ポリープ、声帯結節、アデノイド(増殖症)、咳喘息、睡眠時無呼吸症候群、口内炎、味覚障害、咽頭異物、インフルエンザ、アデノウィルス感染症、溶蓮菌感染症、RSウィルス感染症

関連病院紹介

熊本東耳鼻咽喉科クリニック
〒862-0920 熊本県熊本市東区月出5丁目4-8
URL:http://www.kumamotohigashi-jibika.com
城南耳鼻咽喉科クリニック
〒814-0155 福岡県福岡市城南区東油山1-2-22
URL:http://www.jyounan-jibika.com/

看護責任者からのメッセージ

クリニックの特徴

 当医療法人は熊本市東区、熊本市西区、福岡市城南区に3つのクリニックを有していますので、耳鼻咽喉科としては珍しい存在ではないでしょうか。3つのクリニックの医師は行き来が活発ですし、他院からの応援の医師もいます。医師数の多さも特徴ですね。様々な医師の意見を聞くことができますので、患者さんにも喜ばれています。

看護師を志した動機

 食べていける職業だということで、父に勧められたことがきっかけです。兄嫁や従姉も看護師でしたし、親戚にも多かったので、いつの間にか私も看護師になっていました(笑)。高校時代は准看護師と正看護師の違いすら知りませんでしたね。准看護師になって結婚しましたので、上の子どもが小学校3年生、下の子どもが1年生のときに正看護師を目指すために短期大学に進学したんです。32歳でした。その姿を子どもたちも見ていたのか、娘は正看護師、息子は理学療法士になりましたよ。私も親戚に看護師が多かったので、環境は大切ですね。
 短期大学では若い同級生がやはり多かったですが、10人ぐらいは同世代もいて、楽しかったです。一度、社会に出てみても、また勉強したいという人は想像以上にいるものですね。若い子たちとも食事に行ったりしていました。英語など、看護科以外の授業も必修だったので大変でしたね。先生方のお力添えのお蔭で卒業できました。家庭との両立は大変でしたが、先生方からは「掃除は省きなさい。でも食事はしっかり作りなさい」というアドバイスをいただいていました。パソコンの操作は夫から習いましたし、夫や子どもたち、母や義母の協力もありました。私よりも優秀だったのに、資格を持たないゆえに、結婚後にパートで働かざるをえない同級生もいて、羨ましがられたりします。その意味でも看護師になってよかったと、親に感謝しています。

自身の看護観

 私自身も母を病院に連れていったときに、優しい笑顔の看護師さんに一言、声をかけてもらえるとリラックスすることができます。ほかの職業でも同じでしょうが、私の看護観は「優しい笑顔」に尽きますね。患者さんの身体に少し触れてみると、先にすべき患者さんなのか、順番通りでいいのか、分かるものです。でも、患者さんには優しく「大丈夫ですか」と声をかけ、家族のように接してあげたいと思っています。
 また、何に対しても悔やまないことを心がけています。自分の責任を想定し、自分が明らかに悪くない場合でも、前もって分かっていたのではないかと振り返り、人の責任にしません。人のせいにせず、自分も責めず、冷静に分析するようにしています。若い頃は悩まなくていいことにも悩んでいましたが、年を重ねるごとに人の気持ちを分かってあげられるようになってきましたね。

教育体制

 耳鼻咽喉科に特有の覚えるべきことがありますので、新人が入職したら、マンツーマンのような形で手取り足取り教えています。マニュアルもありますが、実際には分からないことが出てきますので、1カ月はつきっきりで教えます。注射から教育する場合もありますよ。もちろん、私が離れる日もありますし、主任がつくこともあります。皆で教育する体制です。当院には介助や教育などの「係」があるので、日によって「係」を割り振っています。
 経験者が入職した場合は耳鼻咽喉科特有の検査などを教える程度ですね。月に2回程度はお昼休みの時間に勉強会をしています。テーマはそのときどきで設定しています。

福利厚生について

 基本的には法定の通りですが、特別手当があるのが特徴ですね。患者さんが多かったりして、皆が頑張った月には1万円までの手当があります。ほかにインフルエンザ手当もあるんですよ。インフルエンザの予防接種は10月15日から1月15日までの期間に行いますので、2月のお給料に手当がつきます。忙しい職場ですが、頑張った成果を評価してもらえるのは嬉しいですね。

転職を考えている看護師へメッセージ

 看護師を辞める理由として、自宅が職場から遠くなったとか、自分には向かない仕事だと分かったというような理由を別にすれば、最大なのは人間関係ではないでしょうか。私も若い頃は思ったようにいかないと悩んだりもしましたが、そういうときは冷静になってみることです。将来の夢を描き、幸せを掴むためには通らなければいけない道はあります。楽しいことを見つけたり、悩みが過ぎ去るのを待ったりしてみましょう。周りにいる人に相談したり、少し我慢して頑張ってみようと思って乗り越えれば、喜びとなります。嫌なことがあって、マイナスな気持ちで落ち込むことはどの職場でもあります。でも、そこで経験を積み、何かを学べるのではないかというメッセージだと捉えてみるといいですよ。自分が変わらないといけないこともありますが、切り替え上手になって、忘れる努力をしましょう。

職場訪問

院内紹介


先輩ナースによるリアルトーク

看護師を志した動機

 私は身体を動かすことが好きだったので、体育の先生になりたいなと考えていました。でも、叔母や周囲から「優しいし、人と接することが上手だから、看護師になったらいいよ」と勧められたのがきっかけです。実際に看護学校に進学してみますと、全く知らない世界ですから、教わることの一つ一つがとても新鮮でしたね。勉強は難しかったですが、楽しかったですよ。病院の寮に入り、勤めながら通学していましたので、夜勤の次の日の学校では眠くなることもありました(笑)。体力的には辛かったですが、卒業できて良かったです。勉強と仕事の両立に関しては先生方や職場の師長さんや主任さんのご協力が大きかったですね。

仕事の遣り甲斐

 医師の指示を受けた検査や処置を行うのですが、自分が学んできたことを活かして、患者さんに説明しながら施術したあとで、患者さんが納得されたときに遣り甲斐を感じます。最初の頃はすぐに上司に頼ってしまっていましたが、最近は少しずつ臨機応変に対応できるようになってきました。やり直したり、振り返ったりすると、次に活かせることが分かってきましたし、そういったことも遣り甲斐に繋がっていますね。

現在の職場を選んだ理由

 まずは自宅に近いことが挙げられますが、色々な分野の経験をしたかったんですね。それまでは耳鼻咽喉科に興味があったものの、経験がなかったので、軽い気持ちで入職しました。何も分からず、ゼロからのスタートでしたが、毎日の勉強を通して、面白いと思いました。耳鼻咽喉科のイメージは単に耳と鼻の診療科というものでしたが、非常に奥深いんです。現在、3年8カ月経ったところですが、未だに分からないこともあるので、さらに勉強して、自分を向上させていきたいです。

田崎橋耳鼻咽喉科クリニックに勤務して、勉強になったこと

 全てが勉強になっていますが、耳鼻咽喉科ならではの診察の仕方でしょうか。スピーディーでありながら、濃く診察しているところが勉強になりますね。他科と比べると、医師と患者さん、看護師の関係が密だと感じています。

職場の雰囲気

 皆が気を遣わず、和気藹々として明るい職場です。仕事中にはしっかり声を出さないと聞こえないこともあるので、大きな声を掛け合っていますから、とても賑やかです。プライベートで嫌なことがあっても、職場に来たら忘れて、明るくしようと心がけています。花見と忘年会はすごいですよ(笑)。3つのクリニック合同で、業者さんもお招きして、プロ並みの演し物をします。演し物を決めたり、衣装を作ったりするときにスタッフ同士の仲が深まりますね。去年からは若いスタッフがRKK女子駅伝にも参加しています。先生方がとにかく温かく、宮村健一郎会長のもとに皆が集まっていくんです。仕事も家庭も何でも楽しむという雰囲気です。

今後の目標

 耳鼻咽喉科についての知識を増やし、耳鼻咽喉科の看護師としてのスキルアップを目指していきたいです。患者さんが増えて、「ここの看護師さんはいい」と言っていただけるように頑張りたいですね。

転職を考えている看護師へメッセージ

 色々な職場を経験する中で辞めたいと思うことも何度かありましたが、どこかで誰かが見てくれていて、評価してくれるものだと分かり、続けてきた良かったなと思っています。我慢して頑張っていると、きっといいことがあるんですよね。職場を変わっても、そこでうまくやっていけるかどうかは分からないですから、今いるところで自分の力を出して、患者さんの方へ気持ちを寄せ、患者さんのために仕事をすれば、道は見えてくると思います。でも決して無理をせずに、頑張ってくださいね。

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