オーストラリアへ留学中の看護師
田中美砂子さん
そうですね約6ヶ月が経過したところです。
看護師免許取得後に大学病院の外科病棟に7年間勤務して看護学校の教務をしていましたその後大学院(保健学専攻)に進学し2年間勉強しながら、形成外科クリニック(主に外来手術介助)でパートタイム勤務をしていました。
もともと子供の頃から海外での生活に興味を持っていました。でも看護学校に進学して免許取得後に病院勤務など多忙な日々を送っている間に、いつのまにか海外での生活は夢物語になっていました。大学病院を退職した時に海外留学を考えたんですが、当時は様々な事情があって行動に移すことができませんでした。その後私が再度留学を考え始めたのは看護学校の教務や大学院での経験から、英語力の必要性を痛感したからです。確かに独学でも少し勉強しましたが、やはり思うように上達できなかったんです。それにこの時期に留学することを諦めると、自分自身が絶対後悔することが目に見えていましたからね。
私がM.I.の留学説明会に行ったときM.I.のスタッフの方々がとても親切に対応してくれてその後もメールや電話等で私の様々な質問に対応して頂いたのでM.I.にお願いすることにしたんです。
そうですね、最初は、医療の最先端と言われるアメリカへの留学を考えていましたがアメリカへは2度行ったことがあるし、その時に医療施設の見学も経験していました。それにアメリカの情報は日本にいても得ることが比較的容易でしたしね。でもオーストラリアへは一度も行った経験もなく、それに、アメリカとは異なるオーストラリアの医療制度については、ほとんど日本で学ぶ機会がなかったことが理由のひとつです。それとアメリカよりも若干オーストラリアのほうが生活コストがかからないという経済的な理由もありましたけどね。
留学前は自分が30歳代という年齢の事は気になりましたね。だって若い頃と違って記憶力は低下しているし…それに実際同じ留学生は殆どが20歳代だったのでひとまわり違う人たちとうまくやっていけるのかな?自分の英語力はレベルアップするのだろうか?また食生活をはじめ生活環境の違いにちゃんと適応できるかな?など不安はいっぱいでしたね。
オーストラリアに来てからは最初ホームステイをしていましたが、ホストファミリーによってかなり違いがあるようで、なかなか慣れませんでした。
3ヶ月後に色んな経験をしたくてホームステイからシェアハウスに移ったんですが、シェアハウスにも様々なタイプがあってつくづく住んでみないとわからない事多かったですね〜。でもいい意味で日本では決して経験できないことですけどね。
ただ語学学校でのクラスメイトとはすぐに仲良くなれましたよ。確かに留学前に予想したとおり、クラスメイトは私よりも若い!けども年齢を気にする人はいませんでした。私自身もクラスメイトといると若返ったような気分になりますね。
やっぱり発音は日本で学んできたのと全く異なっているように感じました。ネイティブスピーカーの会話は、とっても早いし聞き取るのはかなり難しかったですね。でも、日本語とは違って身振り手振りと抑揚のある話し方なので、なんとなく何を言っているのかは理解できる感じです。
食べ物に関しては、いつでもどこでも老若男女問わず良く食べています。とにかく食べる機会が本当に多すぎです。料理もホームステイでなければ、日本食を作ろうとは思いますが、ただ完璧な日本の食材を求めるにはこちらでは値段が少し高いんです。シーフードもあまり新鮮ではなく、値段も高いのであまり食べませんね。結局おいしい日本食は日本に帰るまでお預け状態です。とは言っても好き嫌いのない私はこちらの食べ物でも十分満足しています。ただ問題なのはたくさん食べるので体重が増え続けていることです。他の日本人留学生(女性)の多くも私と同じような悩みを抱えていて最近、ジムに通っている人たちが増えてるんですよ。
私の通っている語学学校は、一般英語とOET(医療英語試験対策)の2つのコースがあって一般英語はレベル別にクラスが分かれていますがOETのほうは1クラスだけです。両コースともに朝9時15分から15時半まで4コマのレッスンがあり、1コマから3コマめまでは、レベル別のレッスンで4コマめは、3種類のレッスンから自分の興味のあるまたは苦手なレッスンを自分たちで選ぶことができる形式です。生徒は日本人(看護プログラムで来た私たちも含め)が一番多いですが他国から来た留学生たち(韓国、中国、インドネシア、タイなど)と一緒にそれぞれのクラスで学んでいます。その他に看護プログラムできた私たちは、週に一回、看護コースのレクチャーを受けています。内容は、施設見学が終わり、今は通訳無しの医療英語のレッスンを受けています。ちなみに私は、2ヶ月前から一般英語からOETクラスに移り、医療英語を主に学んでいます。それとは別に週に一回アロマセラピーコースにも通っています。
留学当初は、ガイドブックに載っている公園やビーチ、マーケット、ショッピングストリートに行ったりとメルボルンの街をぶらぶらしていました。また、クラスメイトの家でホームパーティをして様々な国の家庭料理が味わえて楽しいですよ。最近は、コミュニティのサークルやチャーチに参加したり、テニススクールに通ったりしています。それと映画を観るのはリスニングの勉強にもいいので、学生割引の日(週一回で料金は日本の半分くらいです)に行っています。
日本人情報センターに行くと、オーストラリア内の様々なツアーが格安で紹介されていますのでそれを利用してグレートオーシャンロードに行ったり他にはシドニーにも3日間ほど行ってきました。英語ツアーは格安だし、映画鑑賞と同様に英語の勉強にもなるので、今後も行く予定です。
ホームシックには不思議となりませんでした。逆にあっという間に滞在期間がどんどん過ぎて日本に帰る日が近くなってきたのでそっちのほうが逆にさびしい気持ちになりますね。
今通っているアロマセラピーコースへの参加やこれから行く予定のツアーの計画等々楽しみはいろいろありますね。それとテニススクールおよびサークルへの参加は、スポーツをする楽しみだけではなくて地元の人々と交流が持てて私の中ではとても有意義で楽しい時間になっています。
留学する以前より積極的に周囲に話しかけられるようになったことかな。あと、ネガティブじゃなく常にポジティブな考え方をもつように日々努力するようになりました。
恥ずかしがらずに英語を話すことに慣れてきたことです!(まだまだですが…)それと更に英語学習へのモチベーションが高まったことです。
それにオーストラリアの人々はとてもフレンドリーで優しい人が多く、また、生活の仕方(特に家事)も日本と異なることが多くて英語学習のみでなく異なった文化も学ぶことができたことも私の中では大きかったですね。
留学で学んだ英語力の維持というより更に上達する事です。そしてできれば、英語を活用できる仕事をしたいですね。あとはアロマセラピーコースをとっているので、日本でも続けていきたいと思っています。習得後は美容というよりは医療や看護に利用できたらと考えています。
もしも留学を考えていて日本でだらだらと仕事を続けているのだったら、即座に決意するほうがベターだと思います。私自身も若いうちに行けていたらと今更ながらに思います。だって帰国後の仕事の選択肢が広がるし、英語学習のモチベーションが高まりますし、それに二回目の留学も可能じゃないですか。やっぱり二回目の留学の人はやはりある程度の英語力を身につけてのスタートなので、上達も早くうらやましい限りでした。留学する際にはある程度の資金と時間が必要なので、無駄にならないように、受身ではなく積極的な行動をこころがけ、目標を設定することも大事なことだと思います。
マドレ・インターナショナル M.I.海外留学 |
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