「医療法人社団 吉徳会 あさぎり病院」紹介ページ

HOSPITAL INFO ナース版

vol.55

医療法人社団 吉徳会 あさぎり病院

URL
http://www.asagiri-hp.or.jp/
住所
〒673-0852
兵庫県明石市朝霧台1120−2
TEL
078-912-7575 (代表)
  • 病院の特色
  • 看護部理念
  • 教育プログラム
  • 看護部長からのメッセージ
  • 職場訪問
  • 先輩ナースによるリアルトーク

病院の特色

理事長、院長の挨拶

私たちは人々の尊い生命を守り、明日の健康づくりへ、何よりも「ひと」を大切にした心と、最新の専門知識と高度な技能の全てをあげて努力します。私たちは新生児から老人までの幅広い保健・医療・福祉の分野で、総合的に地域社会に貢献します。私たちは「親切・正確・清潔・厳格・迅速」を日常活動の原点として、こころ通うサービスをします。

理事長 藤原 卓夫

あさぎり病院は「人にやさしい医療を目指して」の 理念の下、眼科、産婦人科、内科・外科というユニークな編成の急性期型の病院です。電子カルテを導入し、より良質の医療を行える基盤を整備し、それぞれの専門分野において小規模であることを生かした、高度できめ細やかな医療サービスが提供できるよう努力しています。

院長 野原 当

医療法人吉徳会の理念

人にやさしい医療を目指して…

  1. 吉徳会は、患者様が尊厳ある人生を送ることができるよう、安全な医療サービスを提供する使命があると考えています。
  2. 吉徳会は、患者様中心の医療、保健、福祉を快適に受けられる場所でなければならないと考えています。
  3. 吉徳会は、たえず医療水準の向上に努め、職員の各人が誇りと責任を持って働ける職場でなければならないと考えています。

医療法人吉徳会の基本方針

  1. わたしたちは、人々の尊い生命を守り、なによりも「ひと」を大切にした心で24時間365日いつでも、安全な医療の提供を目指しています。
  2. わたしたちは、新生児から高齢者まで、眼科、産婦人科、内科・外科の各部門の専門を活かし、チーム医療に基づいた高度医療を提供しています。
  3. わたしたちは、他の医療機関や施設との連携を密にし、専門知識の習得や技術の向上に努め、地域全体の医療水準の向上に寄与します。
  4. わたしたちは、職員の人格形成を図り、役割に応じて働きやすい環境を作り、職員自らが判断し、責任ある行動をとれるよう努めています。

あさぎり病院

 あさぎり病院は兵庫県明石市に位置し、内科、外科、産婦人科、眼科、放射線科を標榜する、99床の急性期病院である。1970年1月に開設以来、あさぎり病院は「人にやさしい医療を目指して」を病院訓として、心ある最新の医療を患者さんに提供するべく歩んできた。近年は健診事業として予防医学、抗加齢医学に対しても力を入れている。また、働く職員、特に女性が結婚後、出産後も安心して仕事ができる環境作りを目指している。

あさぎりこどもクリニック

 あさぎりこどもクリニックは「誕生して育ちゆく子どもたちを見守れる」、「育児を頑張るお母さんを理解し、応援できる」、「患者さんとスタッフがつながっている」クリニックを目指している。子どもたちへの医療のみならず、本人やご家族に病気の対処法の説明をし、理解していただくことで安心も提供し、育児の悩みについてもご家族と一緒に考えていく姿勢を持つ。また、予防接種や乳児健診などにも力を注ぎ、地域住民に密着した診療を行っている。

なかよし保育園

 あさぎり病院附属なかよし保育園では、職員が安心して仕事ができるように24時間保育とともに、明石市の委託事業として病児・病児後保育にも取り組んでいる。

看護部理念

看護部の理念

患者様から信頼される看護・介護の提供を目指します。

看護部の方針

  1. 患者様の個々に応じた安全で、やさしい看護・介護を実践します。
  2. 他部門と協働してチーム医療の向上に努めます。
  3. 質の高い看護、介護の提供の出来るように教育研修を推進します。

平成24年看護目標

病院方針 : 飛躍

1.看護実践の向上

  ・安全、安心な看護の提供
  ・専門性の高い看護の実践
  ・チーム医療の参加

1.職場環境の改善

  ・人材の育成
  ・看護業務の標準化
  ・部署体制の改善

1.診療報酬への取り組み

  ・病床の有効利用
  ・地域連携の強化

教育プログラム

教育目標

 組織の一員として責任ある行動ができる。
専門職者として、質の高い看護が提供出来るよう、スキルアップを図る。
教育的役割を担い、学生や後輩の育成指導及び看護の発展に寄与する。

卒後1年目

  1. 職業人としてのあり方を学び、専門知識を習得する。
  2. 看護職者としての自覚を持ち、患者様へ適切な援助が出来ることを目的とする。

卒後2年目

  1. 専門知識を深め、個々に応じた看護展開が出来る。

卒後3年目

  1. 後輩指導の役割を担うことを目的とする。
  2. 2.チームのリーダーとして責任ある活動が出来る。

主任

  1. リーダーとして部署の運営に関わり、看護実践のリーダーシップがとれる。
  2. 状況判断が出来、師長の補佐が出来る。

教育方法

 プリセプターシップ制で、新入職者教育を行っています。段階毎に評価を行い、フィードバックして専門性を高める努力をしています。

看護部長からのメッセージ

看護師をめざしたきっかけ

 看護師の仕事をしている親戚がいて、その人の姿を小さいときから見ていたんです。ものすごく忙しい中で生き生きと働いている姿に刺激を受け、ずっと変わることなく、この道に進みました。彼女の姿は輝いて見えましたね。「忙しいけど、社会の人の役に立つ仕事だよ」という言葉も聞いていました。最初は子ども心に憧れただけですが、彼女のようになりたいという希望が常にありました。

看護師として勤務していて感じること

 私たちの世代のときと比べ、看護師の立場も様変わりしました。医療技術、機器の進歩など、変化についていかないといけないことも多く、常に自分を高めていかないといけない仕事ですが、昔も今も基本は変わらないと思います。やはり、人の優しさであったり、信頼関係を築いたりすることが大事です。看護倫理の中にもありますが、基本は一緒ですね。個々の立場を考え、信頼される看護を提供していきたいものです。

あさぎり病院の職場環境について

 看護部の平均年齢が34歳ぐらいですので、子どもを持つスタッフが多くいますが、お互いに協力し合い、人間関係を大切にしているので、働きやすい環境です。
 院内保育は病院開設当時からあります。3交代勤務ですと、夜中に子どもを起こして連れて帰らないといけないのですが、2交代であれば朝まで子どもを保育所で寝かせることができます。そのため、先代の開設者が2交代を選択したのです。
 開設当時から院内保育所には力を入れてきましたし、産婦人科もその後、開設しました。そして2009年には小児科も開設したのです。これは、核家族の時代となり、お母さんたちが親御さんに子どものことを相談できる機会が少なくなってきたり、親御さんと一緒に住んでいないので、何かあったときにも親御さんを頼ることができないといった事情からです。
 同施設内に小児科と院内保育所があります。子どもが病気のときや病気がちな状態でも預けることができますし、病気になったら、すぐ保育所の先生にこどもクリニックの診察に連れていってもらえます。患者さんに迷惑をかけなくてよいので、スタッフの精神面でも違うと思いますね。

看護師教育の特徴について

 当院は既卒者が多い病院でありながら、プリセプター制を採用していることが特徴です。完全なラダーではなく、3カ月、6カ月、1年ごとの評価を行い、それぞれの看護師にフィードバックをするという形式です。新卒であっても、既卒であっても、部署全員が関わって、丁寧な指導をしています。
 毎月1回、院内全体の勉強会を実施しています。医師も加わり、医療安全対策などの基本的なことから専門的なことまで、内容は幅広いです。そのほか、各部署の分科会ごとに勉強会を行っています。診療科ごとに専門性が分かれているので、病棟ごと、診療科ごとに、専門性を追求することを目指して、毎月、計画を立てて実施しています。院内での研究発表も行っており、年に1回、各部署が1題ずつ学会に提出しています。

今後の展望

 当院は救急指定病院ではありませんが、現在、7:1の入院基本料、急性期補助者加算を取っています。その維持と将来、認定看護師などの専門性の高い資格が取れる体制となれば、より高い看護の提供ができると思っています。

あさぎり病院への入職をお考えの方へメッセージ

 看護倫理に沿った看護が提供できる、社会人としても尊敬できるスタッフが揃っています。そういう環境で一緒に働き、看護技術だけでなく、社会人としての磨きもかけてもらいたいと思っています。地域住民の方々の健康の維持、手助けを一緒に考え、活動していきましょう。

職場訪問

1F 外来・総合診療フロア

2F 産科・一般病室フロア

3F 一般病室フロア

4F オペ室・職員専用フロア

5F アメニティーフロア

先輩ナースによるリアルトーク

上田由美子

山野加奈子

あさぎり病院に入職したきっかけを教えてください。

上田:こちらに入職したときは結婚したばかりで、子どもはいなかったのですが、将来のことを考えて、子育てもしながら働ける職場をと思いまして、保育所が完備されていたあさぎり病院を選びました。また、眼科と産婦人科では最先端医療にかなり取り組んでいて、地域の中心となって医療の提供を行っていると聞いたことも大きかったですね。その後、子どもを産んで復職し、子どもが7カ月のときから保育所で預かっていただいています。保育所が子どもの病気のことや私の仕事の環境のことなど、良く理解してくださるので、とても助かっています。

山野:知り合いがあさぎり病院で子どもを出産したのですが、「お医者さんも、助産師さんも、看護師さんも皆、優しくて、入院生活がすごく楽しかった」という感想を聞き、興味を持ったのがきっかけでした。分娩件数が多いところも魅力でしたね。

主な仕事内容を教えてください。

上田:眼科外来で、散瞳などの処置や手術の申し込み、日帰り手術の申し送りなどを担当しています。

山野:分娩介助、褥婦さんの看護や新生児の看護、授乳介助などがメインの業務です。

働いていて、楽しいことをお聞かせください。

上田:「あさぎり病院さんに来て良かった」と患者様から言っていただくと、この病院で働いているということに大きな遣り甲斐を感じます。スタッフ間の仲がすごく良くて、休憩時間などにコミュニケーションを取ることで、仕事に対する不安や育児の不安などまで相談できるので、楽しく仕事ができていますね。

 

山野:分娩介助に関わった方が笑顔を見せてくれたときですね。お産後のお母さんは初めて赤ちゃんが胸に来たときに絶対に笑顔になるので、そのときのお母さんとお父さんの笑顔を見るのが仕事の中で一番、大好きな瞬間なんです。その笑顔を見たら、この仕事に就けて良かったなといつも思います。

逆に、辛いことはどんなことでしょうか。

上田:外来の患者さんが非常に多く、ときには患者さんを長くお待たせをしてしまうことがあったり、私の対応能力の不足で、個々に合った対応ができないことがあると辛いです。

山野:流産の手術の看護や介助のときに、どう対応したらよいか、今でも悩んでいます。

職場環境はいかがですか。

上田:子育てをしながらでも安心して働けますね。また、良い先輩や上司に恵まれており、仕事の不安などもきちんと一つ一つ相談しています。とても良い環境で、のびのびと働かせてもらっていると思っています。

山野:皆さんが本当に優しくて、温かく見守ってくれている感じの病院です。プリセプターでなくても、皆さんが一緒に教えてくださる、アットホームな雰囲気です。

教育体制について、お聞かせください。

上田:部別勉強会以外に、月1回、全体での勉強会もしているので、自分の専門外の分野も興味を持って参加できるのがとても魅力的だと思います。マニュアルを基本にプリセプターが付いてくれますので、個別に、かつ実践で役立つ指導を受けることができ、すぐに仕事に入ることができる体制になっています。

山野:自分でどういうふうに勉強したら良いのか、なかなか分からないときもあるので、定期的な勉強会はとても勉強になります。産婦人科病棟の内容以外でも、眼科の内容などまで勉強させてもらう機会もあるので、有り難いです。日頃の業務に関しては1対1でプリセプターさんがついてくれています。仕事のことだけでなく、何でも相談することができ、精神的にも支えてもらっています。

目標をお聞かせください。

山野:私がお産にあたった妊産婦さんが「この助産師さんにあたって良かったな」と思ってくださる助産師になりたいです。

あさぎり病院へ入職をお考えの方へメッセージをお願いします。

上田:あさぎり病院のスタッフはとてもアットホームな感じの人が多く、楽しい職場です。一緒にいて、楽しくてパワフルな人と働きたいと思っています。皆さん、是非、一緒に働きましょう。

山野:あさぎり病院はとても温かく、明るい職場です。経験豊富な先輩方が暖かく迎えてくれる職場なので、自分の勉強にもなりますし、学びを深めることもできる職場なので、是非、一緒に働きましょう。

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